高血圧について

高血圧とは - サイレントキラーの忍び寄る恐怖・予防する食材

一般的に高血圧は特別な症状が出ないことが多く、サイレントキラーとも呼ばれています。しかし高血圧の状態が長く続くと血管がもろくなり動脈硬化が進行し様々な臓器に影響を与えます。
そして脳卒中や心筋梗塞、心不全、腎不全といった合併症を引き起こす原因となります。

高血圧は本態性高血圧と二次性高血圧の2つに分類されます。二次性高血圧は腎性、内分泌性などの疾患がある場合や、妊娠などの体の変化に伴う場合で、これらの原因が取り除かれれば改善する高血圧です。それに対し本態性高血圧は、加齢、遺伝因子、環境因子(食事、肥満、運動不足、アルコール、喫煙、ストレス)など色々な因子がからみあって起こるといわれており、特定の原因がない高血圧です。高血圧の90%以上が本態性高血圧であるといわれています。

高血圧予防でまずしなくてはならないのは動脈硬化をなくすということです。動脈硬化は血液中の脂質が多くなり、過酸化脂質となって血管の内側に付着することで起こります。これを予防するためには、ホウレンソウや牛乳、ブロッコリーなどに多く含まれるビタミンEやピーマン、芋類、レモンなどに含まれるビタミンCが効果的です。これらのビタミンは 活性酸素による悪玉コレステロールの酸化を抑制する働きがあり、過酸化脂質の生成を抑える効果があります。また、付着してしまった過酸化脂質を分解するためにはしいたけや鮭、納豆などに含まれるビタミンB2が有効です。ビタミンB2は脂質の代謝をスムーズに行う効果があり、すでに動脈硬化を起こしている場合でも症状の改善を図ることができます。

次に注意しなくてはならないことは、塩分を過剰に摂取しないと言うことです。塩分は、塩化ナトリウムですので、多く摂るとナトリウムの血中濃度が上がり、それに伴って血圧が上昇します。これを防ぐためには、海藻類や豆類、緑黄色野菜などに多く含まれるミネラルでカウリンが効果を発揮します。
カウリンはナトリウムと一緒に働いて細胞内外の水分の調整する働きがあります。

このほかにも細胞内の浸透圧調節に効果を発揮するタウリン(タコ、ハマグリ、カキなど)や血管を弛緩させるマグネシウム(干しひじき、ホウレンソウ、アーモンドなど)、血行を促進し血圧を低下させるカゼイン(牛乳、ヨーグルトなど)などが高血圧には有効です。